1. 扱うテーマを決める(キーワード選定)
2. キーワードを Google Trends で検索する
Google Trends
3. 検索結果を分析する
検索結果画面でわかることは以下です。
- 指定した期間によるニーズの変化
- ニーズがある地域
- 関連トピック (Related topics)
- 関連クエリ (Related queries)
たとえば「在宅ワーク」で検索した「過去 5 年間」の "グラフ" を見てみましょうか。
赤丸をつけた箇所は 2020 年の春頃です。この時期は「在宅ワーク」を検索した人が急激に増えています。それだけ需要が高まったということですね。コロナ禍の始まり、皆が感染を恐れ、外で人に会うことが恐ろしくなりました。
スパンを短く設定し、"関連クエリ" を見てみると、最近のトレンドが掴めます。たとえば「Web ライターの求人」や「疲れない椅子」を求めている人が多いことがわかります。
ここで "関連トピック" を見ると、「ターゲットとなる人は誰なのか」「紹介すべき情報は何なのか」が見えてきます。「在宅ワーク」を検索する人の多くは、「クラウドソーシング (Crowdsourcing)」「個人事業主(Self-employment / Sole proprietorship)」「保育 (child care)」あたりも並行して調べているようです。
4. 分析結果を元に「誰に・何を書くか」を決め、記事を書く
ターゲットユーザー:
記事:
いちユーザーである個人にとって、それほど多くの商品を自分でテストしてブログに上げるのは困難です。とはいえネット検索で寄せ集めただけの知識では、イマイチ説得力の無い文章しか書けず、星の数ほどいるライバルに太刀打ちできなさそうです。自分で購入しないものは、店舗へ足を運んだり、雑誌をチェックしたりなど、ネット上に無いリアルな情報や最新の動向を調べておくと役に立ちそうです。
(雑誌が読み放題のサービスは、書店へ行くのがダルイ時でも、何の気兼ねなく長時間立ち読みできるので、とても便利です。)
5. 潜在ユーザー向けの派生記事を増やして行く
上に挙げた記事はユーザーの要求に直球で答える「最優先すべきもの」です。まずは聞かれていることに回答します。あなたが Google 検索の中の人なのです。
その人が「個人事業主」だとしたら、この後きっと「確定申告」について調べるし、「在宅ワークのトラブル」も抱えるものと思われます。自分が悩んだり失敗した経験の数だけ、書くことがたくさん思いつきそうですね。
自分が通ってきた道に落ちていたネタをストックしておき、後から来る人が困った時に見てもらおうと届けているうちに、いつか誰かがそれを見つけてくれます。
なので収入はアテにならないものですが、成約に繋がったり、伝えたい気持ちを受け止めてくれた人のコメントがついたり、相手に良いことが起きたりした時は、コツコツやってきた努力が報われる瞬間です。
あなたが書く言葉は世界中の人から見られるデジタルの世界に残ります。あなたならどんな言葉を伝えたいですか?
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