【Google検索】業務効率を上げる検索の技術

Googleで検索していて、「あぁっそうじゃないのに〜!」「ここをもうちょっとこう!」…って思う不本意な結果を得る時が、ありますよね?

そこで Search Settings の画面を開いて、詳細を設定して…とやっても良いのですが、時間がかかります。後で設定を戻すのも面倒だし…。

そんな時は、検索演算子URLパラメータを使うことができます。Web評価者の業務効率アップにも役立つ検索技一覧を、私がよく使う順に置いておきますね。

  • Contents URLパラメータ

    • 言語指定 - 特定の言語のページだけ表示

    • 地域指定 - 特定の国のページだけ表示

  • 検索演算子

    • 完全一致 - フレーズを正確に含むページだけ表示

    • 除外検索 - 邪魔なワードやサイトを表示しない

    • ウェブサイトを指定して検索

    • 期間を指定して検索

    • ワイルドカード - 曖昧検索




URLパラメータ

- 言語指定

☑ どんな時に使う?

特定の言語、たとえば「日本語のページだけ」「英語のページだけ」検索したい時があります。そんな時、いちいち検索設定を開いて設定しますか?それが面倒だと感じている人は、こうしてみましょう。これだけちょっと裏技的な感じですね。

☑ やり方

※この方法は PC か Android スマホで利用可能。iPhone だと検索結果ページのURL が表示されないので使えません。

URL にパラメータを付加。たとえば・・・

  • 英語のページのみ検索したい時 → lr=lang_en

  • 日本語のページのみ検索したい時 → lr=lang_ja

他の言語のパラメータは、Google Custom Search のページをご参照ください。

☑ 例

Google で何かを検索した後の URL に、パラメータを追加。

https://www.google.com/search?q=[クエリ]&[パラメータ]...(中略)...&lr=lang_en

とか

https://www.google.com/search?lr=lang_ja&q=[クエリ]&[パラメータ]...

のように、他のパラメータと"&"で繋げて使用。クエリの前に置いても動作します。

→ 指定した言語で書かれたページだけが検索結果に残ります。

※ lr=Language Restriction の意味で、あくまでページの言語が何語か、という判断に基づきます。国毎の情報を得たい場合には、次のパラメータを使います。


- 地域指定

言語指定と同じ使い方で、"cr" (Current Region) を使います。[設定] → [検索設定] 内の「地域設定」を変えるのと同じ機能で、たとえば cr=countryJP なら、日本国内の情報だけが検索されます。


検索演算子

- 完全一致

☑ どんな時に使う?

たとえば「株式会社○×△■」を検索したい時、普通に「株式会社○×△■」と打つと、「株式会社○×△」や、「○×△■株式会社」、「似たような語句を含む全然解釈の異なるページ」なんかも引っかかって来てしまいます。そんな時に使うのがこちら。

☑ やり方

フレーズを二重引用符("")で括る。

☑ 例

"株式会社○×△■"

→ "株式会社○×△■" と完全一致する文字列を含むページだけが検索されます。


- 除外検索

☑ どんな時に使う?

「このサイトばかり引っかかって来る、鬱陶しいなあ…」「このフレーズは省いて検索したいのに」…そんな時にはコレ。

☑ やり方

不要な語の前にマイナス(-)をつける。

☑ 例

○○○○ -○×△■

→ 「○○○○」を探すと引っかかって来る、「○×△■」を含む鬱陶しいページは検索されなくなります。


- ウェブサイトを指定して検索

☑ どんな時に使う?

特定の Web サイト内を検索したい時。

たとえば「○×△ amazon」みたいなクエリを日本から送信した時、Google は Amazon.co.jp の検索結果を優先的に返して来ますよね。だけど Amazon.com やその他の Amazon を検索した結果を得たい時、ありますよね?

☑ やり方

"site:URL"

☑ 例

○×△ site:amazon.com

→ クエリの Location に関わらず、"amazon.com" 内で "○×△" が検索されます。


- 期間を指定して検索

☑ どんな時に使う?

ニュースや「今」、最新の状況を知りたいのに、古い情報が引っかかって来て邪魔な時なんかによく使います。

☑ やり方

「〜より後の情報」なら、"after:〜"

「〜より前の情報」なら、"before:〜"

☑ 例

◯×△ after:2020/1/1


- ワイルドカード

☑ どんな時に使う?

「探したいものの一部しか分からない時」「探したいものが複数あり、キメキメで検索したくない時」に使います。

☑ やり方

曖昧部分にアスタリスク(*)を使用。

☑ 例

○*■

→ 「○×■」「○△■」「○×△■」いずれも検索されます。

 

ちなみにそれぞれ併用できます。

せっかくエアー同僚がこんなに増えて来たので、検索エンジンの業務に役立つ情報を上げてみました。

ではまた。


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